およそ、この昨年対比10%ダウンというのは、だいたい昨年と同じことをやっていたらこのような数字になってしまいます。
ですからよりコストダウンを行って、原価を切り詰めるとか、給与削減、リストラとかそんなことも考えられますが、全て付け焼刃です。
断言できるのは、今は市場がへこんでいるので経営資源を投じて大きなパワーをかけても売り上げが上がらないのです。
ですから、企業の柱である人に注力し、教育力を磨くことが大切です。
この貯めの時期が大切です。この状況は長期には続きません。
1年後を目指して、人に時間と労力、お金を投じてほしいと思います。
ここでまた疑問がでてくると思います。。
そうは言っても今は1円の売上でもほしいという気持ちもわかります。
教育と言っても、営業活動ではないのですぐに売上向上にはならないということはわかりますが、まわりまわって結局は全て売り上げに繋がるのです。この視点が大切です。
自社はどう社会と繋がっているのか、この視点を持つだけで経営の視点が変わります。
皆様の会社は社会に繋がっています。
その繋がり方を次々に考えていくと、売上を上げる戦略が見えてきます。どこまでの繋がりを読めるかです。どんどん繋がりをイメージしていってください。
例えば、ある卸売業では、自社とお付き合い先すべての繋がりをマップに落とし込みました。マインドマップみたいにです。
そして、それぞれのニーズや課題を考えていきました。
そうすると何を提案しなければならないのかが見えてくるのです。
こんなことをまだやっていなかったとか、こんなことが大切であるとか、いろいろな視点を再度検証され、営業されています。繋がりは命の繋がりです。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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