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 トップ > 創業Q&A > 質問&回答15

質問

飲食店向けの活性化Q&A(3)
飲食店で集客力を強化するためにどのようなことができますか。
「集客は、店舗形態に合わせてください!」販促編[2]

回答

一般に集客のポイントは、その店の料理、客単価、回転率、店格によって変わってきます。

店格が高くグレード感のあるお店で客単価が3,000円以上するお店では、チラシというよりも、既存顧客へのDMや、紹介営業が有効です。

しかし、1,000円以下の回転率の高い店舗形態であれば、DMというよりも、毎日の手渡しによる割引券や、店頭看板に書いたデイリー&タイムリーな情報発信の方が効果的です。

それは、お客様のニーズに応えていることになります。皆さんも食事をしようと考えた時に、単価帯別に試行時間をを自然にきめられていると思います。

お昼の食事を何日も前に考えている方はそうはいません。
逆に3人くらいで今度、集まって食事をしたいという場合、ちょっと雰囲気を考えて店を事前に選らればれますよね。
お昼の食事なら時間が決められている、場所も限定される、予算もこれくらいにしたいという制限がある程度決まっています。

ですから、その場で判断できる販促が有効です。

しかし、夜の食事になるとそうではありません。ちょっと考えて、今まで自分に来ていたDMや、友人に美味しいと聞いていた一度行ってみたいお店をまず第一に思い出しますので、その販促を考えないといけません。

そこで今回はまず比較的単価の安いお店のお話です。
このお店はうどん・そばを提供している昼が中心のお店です。

メインのカレーうどんを主力に打ち出し、ノボリ(名物カレーうどんの表示)、店頭のポスター、メニューの中でもこだわりの表示をシッカリとされています。

もちろんご案内時にはカレーうどんのお勧めもされます。
更に、カラーうどんを注文するとペーパーの前掛けもでてきます。
もっと凄いのは、帰り際に持ち帰り用のうどんも売っています。
その中にはこだわりタップリの案内も同封されています。
どうでしょう。

この店のポイントは、麺類全般を提供していますが、シッカリとメイン商品の主張を店外から店内までトータルに貫いているところです。 つまりすべてを広告としているところです。

回転率の速いお店では、店頭から店内までの接触時間がどうしても短くなります。その短い間の時間に最大限の情報と思いを伝えていく。 これが小さい店でも戦える手法だと思います。

皆さんのお店ではPRすることが単発になっていませんか。


※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい


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