なんだ、普通に言われているDMや接客の集客活動を説明するのかとお思いかもしれません。
そうではありません。もっともっと前工程のお話です。
集客活動とはお客様に自店を知ってもらい、自店に来店していただくことが目的です。
そして特に今回のお話しは店頭から誘引する新規客についてです。
一度自店の前に立ってみてください。そしていろいろ周囲を移動して店の存在がわからなくなるまで移動してみてください。
そうです。そのギリギリの地点で自店は何屋さんかわかるでしょうか。
そして、自店が飲食店とわかるでしょうか。
大切なことは初めの視認率を強く意識するということです。
特に昼間では、繁華街の場合で路面に面していれば50mくらい離れてその店の存在がわかるでしょうか。
おそらく他店の看板、ノボリ、あるいは信号待ちしている車やトラックで見えなくなっていたり、春になれば街路樹等の葉で隠れてはいないでしょうか。
一度見てください。
普段気付かないことがわかってきます。
気をつけている店は、必ず周りの環境と差別化する為にアクセントのある色で看板を装飾したりしています。
最近騒がれている”くいだおれ太郎”もこれの典型的な手法ですね。
この人形は更に動く動作をつけているので結構すぐれものだとおもいます。
人間の視覚心理をついています。
そして、これからの季節、職場も変わり、新人も入り、気温も良く少し遠出してもよい気分になりますので、新しいお客様を獲得するチャンスになります。
昼間そして夜に自店の外の周りを見て必ずチェックしてみてください。
※郊外の幹線道路沿いにお店がある場合は、必ず車での走行中の確認が必要です。
もし、何かに隠れて看板が見えにくければ旗を立てたり、看板の位置を高くしたり、カラーリングを変えたり、一畳程の写真パネルを使ったり、夜には、スポット照明を買ってきて、壁面を照らしたりしてみてください。
これは、必ずFC店舗ではスーパバイザーがやっている仕事です。
新規出店でもこの作業はとても重要です。
どうしても外部広告物が出しにくいとこでは通常出店は見送ります。
それだけ大事だということです。
FCでなくても、店長さんやスタッフの日課にしてみてください。
どうしても店の内部での仕事が主体ですので、視点を広げるようにしてみてください。
常にお客様は自店を意識しているわけではありません。
意識をさせる仕組みづくりを作り上げてください。
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※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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