接客による集客法というとつまりは、お客様に感動体験を与えるということにつきます。
来店していただいたお客様を次のリピート客に繋げ、口コミを発生させられるようにすることです。
お客様は期待と少しの不安をもってお店に入られます。
もちろんお客様自身はお店に入る前に自然とイメージをもって入られてきます。
どのような味で、どのようなサービスで、どのように満足感を味合うのか、すべて事前期待を持って来店されます。
それが事前期待 > 事後満足になると、お客様はガッカリして次にもう店に来店していただけません。
このイメージ差をどのように事前期待 < 事後満足にさせるかが重要です。
それも特に、今回は接客に焦点を当てて見ていきましょう。
まずは何よりも接客するスタッフが「笑顔」であるかどうかです。
これって基本ですが、非常に非常に大切なことです。
ニコやかに、自然に、いろんな本でも必ず言われますが、本当にコレなのです。
コレを実践するには訓練が要ります。練習が要ります。
単にスタッフにみんな笑顔でお客様に接してくれと言っただけでは、まず120%笑顔はでてきません。
笑顔の日々の練習が要りますし、手鏡で自分の顔を確認し、笑顔の標準系(確認する為に、最高の笑顔の写真をネームプレートに貼ったりしますね。)
をつくらないといけません。
また、各スタッフが営業中に、その確認をして、いい笑顔だよとか少し顔が硬くなっているとか、掛け声が出るくらいにならないといけません。
また笑顔大賞等、賞も設けて啓蒙活動をはかることも大切です。
ここまでくれば、店で笑顔の空気は作れてきます。
ただの笑顔と思われる事が、ここまで重要だということを分かって下さい。
笑顔の重要さは心理学でも実証されていることです。
※さすがにマクドナルドは分かっていますね。
更に、お客様の動作、目線をどれだけ気にしているかということです。
希望する席の位置を目線で確認したり、お茶を飲むコップの傾きで追加のお茶を確認したり、残っている料理を見て感想を確認したり、色々と確認できる要素があります。
これはお客様の気持ちを酌むという行為を大切にしてほしいということです。
最後に、トークです。
店の一番商品を出す場合は、その特徴の一言を、今日の気温や湿度、仕入の状態で味付けを変えたり、何に凝っているのか等が言えるでしょうか。
少しお話するだけでその商品の価値が変わってきます。
召し上がり方も説明するともちろん変わってきます。
これ以外に、振る舞い、お見送り等でお客様に感じがいいなと思わせる要素はたくさんあります。
是非、自然な振る舞いに自店のコンセプトを浸透させてみてください。
きっと、スタッフからお客様にそれが伝わっていきます。
接客でスゴクうまい事例をお話しします。
ある創作居酒屋のお店ですが、
スタッフが簡単に自己紹介をするお店があります。
よく旅館とかで担当の仲居さんがつくような感じですね。
挨拶と自己紹介を簡単にして、最後まで自分が担当させていただきますと、
丁寧に説明されるので、すごく信頼感、安心感をお客様に与えます。
(※ そのスタッフの紹介文や料理説明しているPOPもあり、
すべて読んでしまうようになっています。)
そして、出された料理の感想を度々確認されます。
何かあったら言ってくださいと自然に話すので、悪い気持は一切しません。
すごく自分を大切にしていもらっているという気持にしていただけます。
気持の大切さが伝わる事例だと思います。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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