1つに、大切なことを守り通すということがひとつの方向性です。なんか逆のことを言っているように感じられるかもしれませんが、これが決め手かもしれません。
例えば、この品質レベルはなにがなんでも守り通すというスタイル。また、このルールは絶対に曲げないという黄金のルールを作っているとか。
ある飲食店はそこの材料がなければ営業しないというところもありますし、ある工務店ではその施工基準に工程が達しえないと工事を前に進めないというスゴイところもあります。
当たり前と言えば当たり前なんですが、実は結構できていないんですね。もちろん両社とも営業ロスは覚悟の上です。それ以上に曲げてはいけないものを追求されています。
私のお付き合い先の麺類店でも、材料がそろわないと営業をされません。水にこだわり、無添加ものの材料を仕入れているので、アレルギーのお客様とか、昔懐かしい味を楽しむ方にとっては命の食事になっています。
このお店は、見てみると親子やお孫さんまで一緒にこられていることが良くわかります。もう何十年も営業されていますので、20年前に子供さんだったお客様がもう子供を連れてこられるようになっています。
親子3代にわたって大切なお客様でいていただける、そんな生涯顧客をつくれるのも、大切なものを守り切っているからなんですね。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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