さて、皆さんのお店では創意工夫でどのようなことを演出されていますでしょうか。
今回は、ライブ感を出せるかどうか、一体感をだせるかどうか見せる演出というものを考えたいと思います。
これももちろん、立派な集客方法のひとつです。
その料理に付加価値をつけることですね。
単にお料理を出すだけでなく、どんな思いで、そしてどんな方法で作った料理なのか、お客様が体感できるとその美味しさ感は違ってきます。
提供の仕方ひとつで、店の個性もスゴク発揮できますので、ひとつこだわってみてもいかがでしょうか。大きな集客法になることは間違いありません。
事例として
最近、あるうどん店でこんな演出をしている店を拝見しました。
駅前の6坪程度の小さな店でカウンターに8席程度の席しかありません。
そんな小さな店ですが、お客様は昼間列を作っています。
そのうどん屋さんの店主さんはもともと洋食のコックさんでした。
メインは天婦羅うどんです。
どんな演出をするかというと
揚げたての天婦羅をお客様の前でドンブリにジューという音をさせて、盛りつけるというやり方です。 また、肉うどんも絶品です。
甘く柔かくお客様の前で少し煮立てて匂いを出して盛りつけます。
小さな店舗なので音や匂い、そしてその店主さんの調理スタイルにとてもライブ感がでてお客様を楽しませます。
小さいお店だからできる。
お客様の顔が見れるからできる。
お客様との一体的な空間を作り上げています。
このようなシーンをつくりあげるは代表的なところではたこ焼きのお店、それに寿司店や天婦羅のお店といったところでしょうか。
この他に違った業態の店舗でもいかせるのではないでしょうか。
例えば、回転率が速い、丼店、カレー店等は見せ方を変えて、演出力を高めることができると思います。
もちろん、基本の商品力は必要ですが、それをさらにグレードアップさせるやり方を皆さんのお店でも是非検討してみてください。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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