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 トップ > 創業Q&A > 質問&回答24

質問

飲食店向けの活性化Q&A(12)
小規模店舗でも勝ち残れる商品管理の方法とは?

回答

「商品管理に徹底的にこだわり続ける、お蕎麦屋」

みなさんのお店では、こだわりといったところをどこまで出せていますでしょうか。
何か1品でも、ここまでやるところはないだろうといった料理はございますでしょうか。
素材、仕込み、調理、器、食べ方等すべてでここまでやるといった信念をもって提供できる商品はございますか。

やはり、一番店というところは、信念をもった商品があります。
その店のオーナーそのものが商品になっているといっても過言ではないかと思います。(※京阪神の有名店はすべて食べたという凄いオーナーです。各百貨店もひっきりなしに入店の誘いがあります。)
そういう意味で、今回、そのようなお店をご紹介したいと思います。

このお店は、最寄りの駅から車で10分と歩いては大分と遠いですが、国道沿いにあるので、車での利便性はとても高いです。
それに、住宅地の中にあるので、近隣商圏からもかなりの客数がとれる環境になっています。駐車場も40台くらい留めれるでしょうか。
店舗面積は100坪くらいあり、大型店に位置付けられる店だと思います。和風の落ち着いた店づくりで、本店と姉妹店がありお名前は出せませんが、堂々たる一番店です。(※昼は毎日行列です。土日は予約がないと入れません。)

ここのオーナーとは新規事業の取り組みで事業計画等のお手伝いをした経緯があります。

さて、ここのこだわりの秘密ですが、なんといっても、素材は全て天然ものや有機栽培のもの、そのまま食べてオーナーが納得したもの、そしてその生産者のこだわりをそのまま提供できるもの等いったら限りがありません。

素材すべてです。妥協を許していないです。何度も言いますが全てです。(だから原価率が高いのがネックですが・・・。)

水からして成分を毎日調べています。普段はアレルギーで食べられないといったお客様も普通に美味しく食べられたので、家族全員が感動して泣いたというお話もございます。

ここで感動したのは、うどんすきを食べた後で、そのダシでシャブシャブを食べたですが、これが絶品でした。野菜もそのままで旨いという体験も初めてしました。

その他、ドンブリものも味がとてもよく、ファンが沢山います。販促といったものは、一切されていませんが、商品の力が際立っていますので、お客様は完全に固定化しています。良く、販促のテクニック論をお話しますが、この店では必要ありませんでした。


※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい


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