「お袋の味が癒しを醸し出す、小料理屋の小さな成功の極意!」
今回のお店は、ちょっと市内で家庭料理を提供されているお店です。60歳くらいのおかみさんお一人でされているお店です。オフィス街にあり、カウンター席が10席程のとても小さいお店ですが、夕方にはシッカリと満席になっていました。
カウンターの大皿には、季節の料理が盛りつけてあり、お客様の要望に応じて少し焼いたり、温めたりされています。常連さんが多い所為か、おかみさんとのやり取りはとてもスムーズです。
私は、初めてお伺いしたので、紹介していただいた方にすべてお任せで、魚を中心に煮物、焼き物、揚げもののフルコースをいただきました。その店でいろいろな会話をしていくと、気づいていくことがありました。
付き出しの料理がみんな違う。
旬の料理を必ず伝えている。
好みを必ず聞いている。
空いたドリンク、食べ終わった料理を確認される。
お客様のことをよく覚えている。(メモでもしているかのように)
小さいながらも外まで出てお見送りしている。
最後に大切なことですが、いつも笑顔でした。
※最近のイケているお店は大体はこのポイントを押さえていますね。料理の味もありますが、この風土をつくられているところは、お客様は必ず応援したくなる気持になります。直感的に良い店という評価を心理的にするんですね。これってとても大切だと思います。
私にとっては料理は普通の味でしたが、何となく和めたお店でした。ずっといて心地よい、暖かい、癒されるお店という感じを受けました。
ちょっと会話が止まるとおかみさんが入って話を広げていかれました。 どこぞの映画でもでてきそうなそんな感じのお店でした。
でもシッカリとポイントを押さえていましたのに関心しました。
あまり、この手の店には行かないのですが、この店の小さな空間が大きく感じられる時、見方が変わった瞬間だと思います。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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