このお店は、よく観光ガイドやマスコミでも取り上げられるお店らしいです。店はカウンター１０席、テーブル４つ、座敷１つといった普通のお店です。
ひとりで入ったのですが、店には２組くらいのお客様が既におられ、静かでとても雰囲気のあるお店でした。
入って席につくと、ここのお店の女将さんがサッとどこから来られたのか、服装や身構えからいろいろヒアリングが始まりました。
当たり障りのないこちらからの話しを終えると、お魚の説明や、お店の説明等、ここのお店の紹介が始まりました。
３０分前まで全然知らないお店が、もう馴染みの店にされてしまうこのスームズさ、なんともスゴイと思いました。
料理はというと、店頭にはお魚がズラリと並んでおりましたので、悩みながら、店主さんにお任せで、お造り、揚げもの、煮もの、焼きものとフルコースで頼みました。
値段の表示が全くないので少しの不安はあったのですが、今回は思い切って頼んでみました。
すべて焼き加減や味付けはとても美味しく、また、料理を出されたときの見栄えもよく、食べ方も上手に食べれる方法を教えてもらいました。
最後の仕上げには、にゅうめんを食べたのですが、スダチを一杯に入れたあのサッパリした風味と味は未だに記憶に残っています。何といっても商品力が十分にあるお店でした。
食材の活かし方、一番良い食べ方等、勉強になるお店でした。また、いろいろな地域から来られるお客様が多く、これらの説明がすごく重要なサービスの一環であり、何をポイントにお客様を楽しませるのかといった事がよくわかっているお店である事がわかりました。
このコンセプトは非常に大切だと思います。
・何を求めてこのお店に来られるのか、
・何を感じてもらい、
・何が喜ばれるのか
といった視点を持ち続けることが
お店を経営する上でとても大切であることがわかる瞬間でした。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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